生きもの図鑑
タイリクバラタナゴ
ニッポンバラタナゴと交雑進む
1942年ころ、食用に移入されたハクレンなどに混じって関東に持ち込まれたものが放流され広がりました。平野部の池や河川の淀みなどに生息しています。日本固有のニッポンバラタナゴとは亜種の関係であり、ニッポンバラタナゴとの交雑が進んでいます。ニッポンバラタナゴより体高が高く、オスの腹びれの前のふちが白いなどの違いがあります。環境省の生態系被害防止外来種リストにおいて、「重点対策外来種」に指定されています。
分類 | コイ目 コイ科 |
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学名 | Rhodeus ocellatus ocellatus |
大きさ | 全長6~8cmほど |
分布 | アジア大陸東部(揚子江水系) |