生きもの図鑑
クヌギ

虫が樹液を求めて集まる樹木
花期は4~5月。雄花と雌花が別々に分かれている風媒花で、雌花は受粉すると実をつけ、翌年の秋に成熟します。実は直径約2cmほどの大きさで、「どんぐり」の名で親しまれています。クヌギのどんぐりは渋みが強いためそのままでは食べられません。虫の集まる木として有名で、樹液にはカブトムシ、クワガタ、チョウ、スズメバチなどが集まってきます。ヤママユガ科の幼虫はクヌギの若葉を食べて成長します。
| 分類 | ブナ科 コナラ属 |
|---|---|
| 学名 | Quercus acutissima |
| 大きさ | 樹高15m前後 |
| 分布 | 本州~九州 |