水元公園ガイド

スポット記事

水産試験場跡地

水元公園内にある水辺のさとは、かつて水産試験場として1935年(昭和10年)から65年間、維持管理されてきました。水元公園が1965年(昭和40年)に開園してからも一般市民への開放が限られてきたため、数多くの貴重な動植物が水産試験場の土地で命をつないできました。

1997年(平成9年)に水産試験場の閉鎖が都議会で正式に決定された後、水産試験場跡地を従来の水郷景観に復元し、「遺贈空間」として新たな環境学習ができる公園にするために整備工事が始まりました。

その整備工事の前後で水産試験場跡地がどのように変化したのか、記録写真とともに紹介します。
写真は4か所、上空から矢印方向に撮影されています。撮影された年月は、工事前が2000年(平成12年)2月と、工事完了後が2006年(平成18年)9月になります。

小合溜(こあいだめ)湿地復元ゾーン~小合溜付近

水辺のさと湿地復元ゾーンから小合溜の方向へ撮影。
写真右側、四角形に区切られた水産試験場の圃場が小合溜方面に続いています。
工事前、2000年(平成12年)2月撮影。
樹木が植えられ、自然な形の岸辺になったことがわかります。
工事後、2006年(平成18年)9月撮影。左側が小合溜、右側が小合溜湿地復元ゾーンです。

水辺環境ふれあいゾーン付近

水辺のさと金魚展示場付近からオニバス池の方向へ撮影。
水が張ってある長方形の圃場がいくつも並び、写真の右側に中央水路が写っています。
工事前、2000年(平成12年)2月撮影。写真の右側に中央水路が写っています。
長方形の圃場の形を活かして水生植物が植えられた池が作られています。写真の真ん中辺りに細長い楕円形の水田が2つ作られ、中央水路は元のままのように見えます。
工事後、2006年(平成18年)9月撮影。写真の手前側に水生植物の展示池、真ん中辺りに水田が造られました。

エントランス~従来の水性環境復元ゾーン~水辺散策ゾーン

水辺の生きもの館付近から小合溜の方向へ撮影。
写真右側、四角形に区切られた圃場が川のようにカーブを描いて小合溜の方へ連なっています。写真の左側にも水田のように四角く区切られた圃場が並んでいます。
工事前、2000年(平成12年)2月撮影。
自然な池や小川の形になるように圃場の一部が埋め立てられ、樹木や水生植物が植えられたのがわかります。写真左側の圃場も一部は埋め立てられ駐車場になっています。
工事後、2006年(平成18年)9月撮影。写真の左下角が現在の水辺の生きもの館がある場所で、右手前に水質浄化池、その奥に復元池、左上に散策池が見えます。

従来の水性環境復元ゾーン~水辺散策ゾーン周辺

小合溜から水辺の生きもの館の方向へ撮影。
写真左側、四角形に区切られた水産試験場の圃場が続いています。陸地を挟んで写真右側に中央水路と圃場が見えます。
工事前、2000年(平成12年)2月撮影。
写真右側の圃場と左上の圃場に樹木や水生植物が植えられ、岸辺も直線的な形から曲線的になり、大きく変化しました。
工事後、2006年(平成18年)9月撮影。写真の手前から奥にかけて見えるのが復元池を含む「従来の水性環境復元ゾーン」であり、左上に散策池があります。