水元公園ガイド
スポット記事
水元さくら堤(桜土手)
江戸時代から残る桜の名所
水元さくら堤(桜土手)は江戸時代の享保の頃、徳川吉宗の命を受けた井沢弥惣衛為永(いざわやそべえためなが)が紀州工法により小合溜の修復を行った際に造られた堤防です。桜もその時に植えられたといわれています。
1947年(昭和22年)の「カスリーン台風」の大水害により桜が枯れ出しましたが、1972年(昭和47年)の春から「東京葛飾ライオンズクラブ」の方々が桜の苗を植樹し、今のように都内でも有名な桜の名所となりました。
約3.5kmにわたる桜並木
水元さくら堤は1986年(昭和61年)の改修工事で延長され、3,490メートルになりました。同年4月に一般公募で「水元さくら堤」と名付けられ、現在はソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤエザクラなど約780本が植えられています。
桜が開花する3~4月は多くの区民の憩いの場所となっています